一般的な注文住宅は、寝室やリビングなどにエアコンを設置する、個別の冷暖房システムを採用するケースは多いといえます。子ども部屋にもエアコンをつけないと熱中症になるなど各部屋に設置するとなると導入するときのお金もかかりますし、電気代も気になって来ます。最近注文住宅の家に導入することが多い全館空調は、エアコンが設置してある部屋だけを冷暖房を入れるものではなく、家の隅々まで一定の温度に保つことができる機能を持つ設備です。ここで重要なことは、全館空調の注文住宅は家全体を一定の温度に保てること、本来エアコンがないトイレや浴室の脱衣所など、常に同じような温度になるので身体への負担がないメリットを持ちます。

特に、冬場の温度差はヒートショックの原因になるものですから、全館空調の家を建てるとヒートショックの不安もなくなります。全館空調は、冷暖房機能だけでなく空気清浄効果も期待できる換気機能が備わっています。外気には花粉・砂埃・カビ胞子・PM2.5など、健康に悪影響を与えるさまざまな物質が含まれていますが、全館空調の換気機能がこれらの物質を除去してきれいな空気を室内に送り込むので安心な暮らしを実現できるわけです。床暖房も注文住宅の家を建てるときに選択肢に入れる人も多いのですが、床暖房は暖房に特化している設備ですから、足下は温かくなっても空気を浄化することはありません。

この場合は、空気清浄機などを使って対策を行うと良いでしょう。

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