注文住宅の工務店は、工務店の連携で設備機器類を揃えてくれます。工務店の設備機器類ではなく、施主の希望で設置して欲しい設備機器類がある場合は設計前に申し出ておくと良いでしょう。設計前に申し出ておくことは、あらゆることに共通しますが、とても有意義です。設計から施工まで、施主と工務店は緊密に話し合いながら住宅を作ることができるとは言うものの設計してしまってからの変更は限界がありますし、設計し直すとなるとコストが掛かる場合もあるからです。
注文住宅の工務店を選ぶときに自然素材を選ぶように、設備機器類もチェックするように心がけると良いでしょう。仮に注文住宅の工務店が連携していないメーカーの設備機器類であっても、施主の都合で購入しておくことで安全な設置のみを工務店が施工してくれるケースがあります。これは引越時に、エアコンの設置を電気店が行うのと似ています。前に住んでいた場所で設置して使用していた自己所有のエアコンを、新居に持ってきたままの状態で電気店に設置を依頼すれば、設置工事を請け負ってもらえます。
それと同様に、施主が希望するメーカーの設備機器類を、施主が自ら購入手続きを済ませておいて、その設置だけを工務店に依頼するわけです。工務店が適切な専門業者に設置工事を依頼する場合もありますが、いずれにしても施主は設備機器類を購入しておくだけで良いことになります。施主が設備機器類を自らの希望で購入しておく場合は、設置工事日の決定も含めて、工務店との事前連絡が最重要です。